アメリカ建国100年目の1876年に、新しい市庁舎(現在のオールドカウンティホール、Old County Hall)が完成しました。その後産業経済が発展し、二人の大統領が選出され、パンアメリカン博覧会が開催されるなどバッファローの人口は、1880年代の約155,000人から1920年代には約507,000人に脹れ上りました。その結果新しい市役所の必要性が高まり、ナイアガラスクエアが公式の場所とみなされました。起工式は1929年9 月16日に開催され、現在の市役所は1931年11月10日に完成しました。市役所は1832年にバッファローが市となった100周年を記念して、1932年7月1 日に捧げられました。
ジョン・ウェイド(John J. Wade, 1893-?)とジョージ・ダイトル(George J. Dietel, 1876-1974)の設計による建物は、アートデコ(Art Deco)スタイルでイロコイインディアンをテーマとし、エリー運河の開発、カナダとアメリカの関係、バッファロー市民の現在に繋がる過去の歴史などが館内外に反映されています。建物の両サイドには13代大統領ミラード·フィルモア(Millard Fillmore , 1800-1874)と第22代、第24代大統領となったグローバー・クリーブランド(Grover Cleveland, 1837-1908)の銅像が建っております。
32階建ての展望台からは、バッファロー全市、エリー湖、隣国のカナダと繋ぐピースブリッジが見渡せます。
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